海外FXはやめといた方がいい？ メリットとデメリットを解説

海外FXって危険なの？ハイレバレッジって言うけど大丈夫なの？
リスクがあるイメージだけど、なんで海外FXを使ってる人が多いの？
海外FXに興味はあるけど、わからないことや不安がたくさんあると思います。
ここでは、そんな方のために海外FXの特徴や注意すべき点について解説していきます。

海外FXの特徴

国内FXではレバレッジ25倍（今後10倍になる予定）で場合によっては追証（借金）になる事があります。
よく聞くハイリスク・ハイリターンです。海外FXではこのレバレッジが1000倍という業者もいます。
しかしそれはさすがに危険すぎると考えてしまいますよね、しかし海外FXではほとんどの業者がゼロカットシステム、いわゆる追証なしの仕様です。大きく値幅が動いてしまっても現在口座にある資金が０になるだけで借金になる事はありません。海外FXにおいての魅力でしょう。
海外居住者にとってはこれはスタンダードであり、海外から見れば国内FX業者の方が特殊です。

海外FXが危険というイメージはなぜ？

一般的に、海外FXが危険と言われている理由は次の2つです。

レバレッジ規制がないから

国内FXはレバレッジが25倍までという規制がある一方で、海外FXは数百倍というレバレッジをかけることができる業者がほとんどです。そのため、ハイリスクハイリターンのイメージを持つ初心者が多くいますが、この点については、実はデメリットではなくメリットですらあります。
なぜなら、実際に取引をする際は、自分でどれくらいの量の取引をするか決めるので、レバレッジも自分のコントロール次第だからです。

さらに、多くの海外FX業者では、ゼロカットシステムを導入しており。トレーダーの損失が膨らんで口座残高がマイナスになったとしても、損失分は海外FX業者が負担します。
つまり、トレーダーは追加で証拠金を支払う必要がないため、借金を負うリスクがありません。

一方、国内FXでは金融商品取引法により、ゼロカットシステムを導入できません。そのため、国内FX業者での取引で入金額を上回る損失が出た場合、追加で証拠金の入金を求められます。そして、証拠金を指定の期日までに入金できなければ、FX業者に対して借金を負うケースもあるので注意しましょう。
とは言っても、国内業者もロスカットシステムがあり、資金が一定の割合以下まで減ってしまうと強制決済されるので、自己資金以上の損失を出すことはほとんどありません。

多くの海外FX業者が日本の金融ライセンスに登録していないから。

海外FXの多くは日本の金融ライセンスに登録おらず、規制が緩やかな国や地域に登録・運営されている場合があります。これにより、顧客保護や取引の透明性に関する規制が不十分な場合があります。もちろん、全ての業者が危険なわけではありませんが実際に、GEMFOREXという海外FX業者が出金遅延問題の話題でSNSで話題になっていましたが。2023年5月にサービスを突然停止しました。
こういったこともあり、海外FXを警戒している人は多いようです。
したがって、国内国外に関わらず、FXをする際は、運営歴が長く、顧客の資金を適切に管理している業者を選ぶことが重要です。

海外FXのメリットは？

上記の海外FXに対する良くないイメージもあって、国内FXの方がいいと思う人も多いかもしれませんが、海外FXを選ぶメリットも多くあります。

高いレバレッジで取引ができる

前述した通り、ハイレバレッジでの取引は損益の金額の動きも大きいため、予想の逆に動いてしまった時は少しの値動きでもゼロカットされる可能性が高くなります。
逆に言うと、少しの値動きでも利益が大きいので、勝てる確率の高いタイミングでエントリーすれば、少ない資金でも大きな利益を得ることができます。
あまりおすすめはできませんが、少ない資金で高lot(取引する通貨量の単位)で取引し、逆行すればゼロカット、予想通り動けば資金以上の大きな利益というような手法で上手く稼いでいるトレーダーもいます。

ボーナス制度が充実している

国内業者でも、口座開設ボーナスや取引ボーナスのキャンペーンをやっているところもありますが、面倒な手続きと時間をかけ、ボーナス受け取り条件を満たして数千円のボーナスというものが多いです。
一方で、海外FXではボーナスの金額も大きく、入金不要の口座開設のみでもらえるボーナスなどもあるので、リスクなくFXを始めてみたい初心者にもおすすめです。
実際に、筆者も口座開設ボーナスだけで地道に資金を増やしていってます。

筆者が今メインで使っているのがXMというところです。下記バナーからボーナスも獲得できるので、ボーナス分で試しに始めてみるということもできます。公式サイト

通貨ペアの種類が多い

国内業者では、取引通過ペアがドル円やポンド円、ユーロ円をはじめ、20〜30程度の通貨ペアですが、海外FXでは種類が多く、FXトレーダーに人気のゴールドや原油などでもトレードが可能です。さらに、最近では仮想通貨などもあり、土日でも取引することが可能です。

海外FXのデメリットは？

スプレッドが大きい

スプレッドとは、トレード時の手数料のようなものと考えるとわかりやすいです。
下の画像のように、売り買いの価格に差があり、この差をスプレッドと呼びます。画像の数字で考えると、139.447で買い注文をした場合、決済の売り注文をするには0.17以上上がらないと利益は出ません。

このスプレッドによりFX会社は収益を得ています。
したがって、数秒〜数分で取引を終わらせるスキャルピングの手法でトレードする場合は、スプレッドが小さい国内業者の方がやりやすいです。

税金面で不利な場合がある。

国内FXでは、いくら稼いでも税率は利益に対して一律20.315パーセントですが、海外FXの場合累進課税制度であるため、利益が大きくなると、国内業者よりも税率が高くなります。
以下は、海外FXの所得税の累進課税の一覧表です。

【まとめ】海外FXのメリット・デメリットを抑えて上手く稼ごう

国内FXも海外FXもそれぞれにメリットとデメリットがあり、どちらがいいのかは、トレードスタイルやその人の資金量、などによって違ってきます。
筆者の個人的な意見としては、少ない資金でリスクを抑えてある程度の利益が欲しい人や、自己資金を使うのが怖い初心者には、ボーナスを活用して始められる海外FXをおすすめします！

勉強と思って一度、海外FXを試してみるのも良いかもしれませんね。

また、これからFXを始めるという初心者の方は、まずはFXとはどんなものなのかを勉強することから始めることをおすすめします。

FXは、何もわからないまま感覚でトレードをしてしまうと、それは投資ではなく、上がるか下がるかのただのギャンブルになってしまいます。しかし、FXは多くのトレーダーが意識するチャートの形状や手法があり、それらを理解した上でトレードをすることによって、利益を出しやすくなります。

FXについて学ぶには、書籍やSNS、YouTubeの解説などがありますが、初心者の方へのおすすめは書籍です。
SNSやYouTubeでもトレード手法などの情報が発信されていますが、伝えていることは人によって様々で、結局どれを使えばいいのかわからないという方が多いと思います。しかし、FXで大切なのは多くのトレーダーが意識する基本的なことであって、書籍だと、それらを体系的・網羅的に学ぶことができます。

これからFXを始める初心者の方達のために、無料でダウンロードできる電子書籍のFXガイドを下記に載せておきます。図解で理解しやすく、特に初心者にとっては書店で売っているFX本以上の内容になっているので、ぜひ参考にしてみてください。